昆布へのこだわり、豆知識
昆布の歴史
日本の食文化を支えた昆布ロード史
昆布を食べる地域は時代とともに広がっていきました。
室町時代には、蝦夷地 (北海道)から敦賀まで船で運ばれ、そこからは、琵琶湖を船で渡り京都まで送られていました。
江戸時代には、北前船を使い下関から瀬戸内海を渡る西回り航路で大阪まで運ばれるようになり、その後17~18世紀には、江戸、九州、琉球王国 (沖縄)、清 (中国) へとさらに広がっていきました。
この、昆布が運ばれた道を「こんぶロード」と呼んでいます。
昆布が持ち運ばれた時代や地域の環境によって「料理方法」や「食べ方」に違いが生まれ、個性豊かな「昆布食文化」が各地で発展してきたのです。

昆布ロード
(株) 全教図「中学校技術・家庭科副読本こんぶ」より
昆布でよろコブ
昆布は、お正月の鏡餅の飾りや子孫繁栄を願う結納の品の一つであるなど、昔から節目節目のお祝い事に重宝される縁起物として知られています。
これは「よろコブ」に通じるおめでたい食べ物として、昔から日本人の生活の中にとけ込み生活習慣の一部にもなっているのです。
11月15日は昆布の日
11月15日は子供たちの健やかな成長を祝う「七五三」です。
「子供たちの七五三のお祝いに栄養豊かな昆布を健康のために食べていただきたい。この年頃から昆布を食べる習慣をつけていただきたい」という思いから、この日が昆布の日となりました。




だしのとり方
ふだんはこちらの方法で
素材の風味を引き立てて
上品なうま味を醸し出す昆布だし。
固くしぼった布巾で昆布の表面を拭き、砂やホコリを取り除きます。
鍋に昆布と水を入れ、沸騰する直前に昆布を取り出します。
たまにはプロの味をご家庭で
だしの極意は「60度で40分」
「うま味」の強いだしを取るには、60度で40分かけてゆっくり煮出す方法が最適です。ぜひ、ご家庭でプロの味をお試しください。
固くしぼった布巾で昆布の表面を拭き、砂やホコリを取り除きます。
鍋に昆布と水を入れ、60度になるまで火にかけます。
60度を保ったまま弱火で40分煮出した後、昆布を取りだします。




昆布の栄養素
昆布には食物繊維やビタミンなどカラダに嬉しい栄養素が含まれています。
カロリーはほぼゼロ、噛むことで満腹感が得られダイエットにも効果的です。よく噛む料理が少なくなっている現代に昆布はまさに救世主。よいことずくめの昆布を毎日の食卓に。
昆布に含まれる主な栄養素
カルシウム 骨や歯の主成分。骨粗しょう症を予防します。
ヨウ素 新陳代謝を活発にします。
食物繊維 アルギン酸 / ナトリウムの排出を助けることから血圧を下げたり、コレステロールを対外に排出し、動脈硬化を予防します。
      フコイダン / 腸の動きを活性させ、便通をよくします。
カルシウム含有量 (可食部100gあたり)
昆布 (素干し) 710mg
プロセスチーズ 630mg
しらす 520mg
小松菜 170mg
牛乳 110mg
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食物繊維の含有量 (可食部100gあたり)
昆布 (刻み) 39.1g
昆布 (素干し) 27.1g
大豆 17.1g
ごぼう 6.1g
さつまいも 2.3g
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北海道昆布の種類と特徴
同じ北海道産でも採れた場所によって用途は様々です。
真昆布
産地 函館を中心に松前から室蘭までの沿岸。
特徴 幅が広く肉厚。結納品などの飾りにも使われる。
主な用途 だし、塩昆布、おぼろ・とろろ昆布、佃煮、バッテラなど。
真昆布
羅臼昆布
産地 羅臼沿岸。
特徴 茶褐色で幅が広くやわらか。香り高いだしがとれる。
主な用途 だし、昆布じめ、おしゃぶり昆布など。
羅臼昆布
利尻昆布
産地 利尻・礼文・稚内を中心とした北海道北部の沿岸。
特徴 やや堅め。澄んだ香りのよいだしがとれる。
主な用途 だし、塩昆布、おぼろ・とろろ昆布など。
利尻昆布
日高昆布 (三石昆布)
産地 主に日高沿岸。
特徴 細く火が通りやすいため、調理しやすい。
主な用途 だし、昆布巻き、佃煮、おでん用の昆布など。
日高昆布 (三石昆布)
厚葉昆布
産地 釧路以東の沿岸。
特徴 幅が広く肉厚。
主な用途 昆布巻き、佃煮、酢昆布など。
厚葉昆布
長昆布
産地 釧路以東の沿岸。
特徴 文字通り10~20mと長い。
主な用途 佃煮・おでん用の昆布、昆布巻きなど。
長昆布
細目昆布
産地 北海道の日本海側沿岸。
特徴 幅が細く1年目に採取される。粘りが強い。
主な用途 おぼろ・とろろ昆布、刻み昆布など。
細目昆布

笹岡昆布本店

営業時間
9:00~18:00

定休日
日・祝

TEL
0745-52-2313

住所
奈良県大和高田市
内本町11-5(地図)
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